【道具 #1】瞬間│正確 ”デジタル式 ノギス” 読み方│使い方

道具

超速 便利MITUTOYO デジタルノギス普通ノギスとの比較も    

 

ステイホーム=家の中でできるコトを探りつつ始めた DIY工作室

 

知識も技術も無知で未熟。

工作室なのに道具をまだ持っていない状態。

 

1つずつ少しずつ道具や工具を揃えながら紹介できればと計画中。

 

その記念すべき第一回めは 『デジタルのノギス』

 

 

 

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ノギスとは

NOGISU? ノギス? のぎす?

ノギスの語源をちょっと復習。

 


ノギス= 素材や部品の外寸や内寸を測る物差し。主尺と副尺を利用して精密な数値を測る


 

「ノギス」は日本語か?外国語か?ということを昔むかし習ったことがある。

 

答え ⇨ 「ノギス」は和製ラテン語 、つまり外来語由来の日本語である。

理由 ⇨ ポルトガルの数学者が目盛りを付けた測定器具を作ったことに由来。

 

そのラテン語名「ペトルス・ノニウス」を日本人が読み訛り「ノギス」と呼ばれるようになった。

 

ノギス 各部の名称

 

 

機械式ノギス

1 MITUTOYOのノギス

ノギスといえばミツトヨと言われるくらい有名な国産メーカー。

たぶん20数年前の製品だけど今もちゃんと使える。

 

測定範囲は 0~150mm。重さは 143g。

1.使い方

試しに、そこらへんに転がっていたボルト(ツマミネジ)の太さを測ってみる。

このネジの呼称は 6ミリ径となっている。

 

1.主尺の読み方

はじめに主尺を見る。

 

主尺の目盛りは1mm単位。

副尺の「0」位置が指している主尺値を読む。

 

下の写真の場合、副尺の「0(赤丸)」は主尺目盛りの5mmから6mm(橙の線)の間にあり、さらには 6mm寄りなのが判る。

ここで、ボルト径は 5.5mm~6.0mmの間と判読。

 

2.副尺の読み方

そのままの状態で副尺を読む。

 

副尺には 0.0、0.5、1.0・・・9.5、10.0 とある目盛りがあるが、ひと目盛りは0.05mm。

0.0から10.0の目盛線の中で、主尺のいずれかの目盛線とラインが一致する場所を探す。

 

下の写真の場合、副尺の「9.0」の目盛線(橙の丸)が、主尺の4.1mmにあたる目盛線と最も近似値なのが判る。

この副尺「9.0」は 1mm未満の数値なので、0.90mmと読み直す。

 

3.主尺と副尺の数値を足す

主尺の読みが「5.5~6.0mm」の間、副尺の一致線の読みが「0.90mm」。

この2つの値から、ネジの直径は「5.9mm」となる。

 

2 TAMIYAのノギス

模型好きなら持っていそうな、ご存じタミヤクラフトツールのノギス。

Made in Chinaと聞いたことがあるが製造元は不明。

 

 

 

写真⇩ 下側が タミヤのノギス。

 

測定範囲は 0~100mm。重さは 72g。

 

1.使い方

MITUTOYO製でもTAMIYA製でも他社製でも、ノギスの構造や仕様はJIS規格によって統一されている。なので使い方は同じ。

同じ つまみネジ(ユリアボルト6mm)の太さを測ってみる。

 

1.主尺の読み方

主尺の目盛りは1mm単位。

副尺の「0」が指している部分を読むのも同じ。

 

下の写真の場合、副尺の「0」は主尺の5mmから6mmの間にあり、さらには 6mm寄りなのが判る。

 

2.副尺の読み方

そのまま副尺を読む。

 

副尺のひと目盛りは0.05mm。

副尺目盛りの 0.0から10.0の間で、主尺のいずれかの目盛線とラインが揃っている場所を探す。

 

下の写真の場合、副尺の「9.0」の目盛りが主尺の目盛線4.1mmに一番近いことが判る。

「9.0」は 1mm未満の数値なので、0.90mmと読み直す。

 

3.主尺と副尺の数値を足す

主尺の読みが「5.5~6.0mm」の間。

副尺の一致線の読みが「0.90mm」。

 

この2つの値から、ネジの直径は「5.9mm」となる。

結果はミツトヨのノギスと同じだった。

 

 

デジタル式ノギス

今までの機械式ノギスは、主尺と副尺を読み、数値を足して測定結果を出すという一連の手間が必ず必要。

慣れていても手間が掛かるが、デジタル式ノギスは計測して 一発 で測定値が得られる。

 

MITUTOYO デジマチックキャリパ

ノギスを買うならミツトヨと決めている。それは機械式でもデジタル式でも同じ。

安心の日本製、最小表示値 0.01mmという高精度である。

 

模型工作がメイン使用なので、大きすぎず小さすぎない 150mmサイズに。

また防水防塵仕様が良いのでABSクーラントプルーフ仕様を選択した。

 

※クーラント=切削油

 

専用のハードケース付き。

 

1 外観

本体はステンレス製。LCD液晶ケースはプラスチック製シルバー色。

表示部ベゼルや主尺の目盛り印字は濃紺色になっている。

 

2 使用前の準備

購入後にすることは電池を入れることだけ。

ボタン電池 SR44SW が必要ということで買っておいたが付属品として入っていた。

 

電池蓋を外して、

 

入れるだけ。

 

電池を入れると表示部が「-----」になる。

 

ケース正面の「ORIGIN」スイッチを1度押すと、表示が「0.00mm」に変わって原点セットされる。

 

以降は、使用するたびに「ORIGIN」スイッチを押す必要はない。

 

3 電源のON-OFF

電源を入れたり切ったりするボタンは無い。

使用時はスライダー部を少し動かすだけで自動で電源オンになる。

未使用時が20分続くと自動で電源オフになる。

 

4 防水性能について

このCD-P15M というモデルにはIP67 防水性能がある。

お茶をこぼしたり濡れた手で触っても大丈夫。

 

埃っぽい環境でも、雨の中でもオイルまみれでも使用することができる優れもの。

IP67の有無で数千円の差があるが、絶対についていた方が安心の機能である。

 

5 その他の機能

1.サムローラー

小さな部品や柔らかい部品などを測る時、ジョウをゆっくり進めたり戻したりできる微調整機能。

こちらも、あるととても便利。

 

2.外部出力端子

別売の有線ケーブルまたは無線ユニットでPCへデータを送るための端子。

素人レベルではたぶん使用しない。

 

6 デジタルノギス 使い方

指かけ部(またはサムローラー)を少し移動させるだけで自動で電源が入る。

ジョウを閉じれば必ず「0.00mm」になる。

 

特に「原点調整(閉じてゼロをリセット)」などをしなくても良いのがとても便利。

 

機械式ノギスでも使った つまみネジ(ユリアボルト呼称6mm)を測ってみる。

ジョウを開いてボルトを挟むと瞬時に測定値が表示された。

 

機械式ノギスでは5.9mm(精度0.05mm)だったが、さらに正確に5.86mm という測定結果。

一瞬で表示される反応速度は素晴らしい。

 

 

7 収納ケース

MITUTOYO デジマチックキャリパには専用ケースが付属している。

精密な測定機器なのでガッチリ守ってくれるのはありがたい。

 

ノギスを輸送したり工具箱に入れて持ち出したりという場合には便利だけど、自宅で使うだけの場合、いちいちハードケースに片付けるのはちょっと億劫だったりする。

 

そこでこちらミツトヨ純正のビニルケース 123908 /N15

 

これなら机の引き出しに片付ける時も、ハードケースのように嵩張ったりしないで出し入れもしやすい。

ちなみに Amazonでも¥500前後。

 

 

 

まとめ

デジタル式ノギスは機械式より高価になる。

 

でも、

①細かなバーニア目盛りを読まなくても良い点

②一瞬で測定値が表示される点 など

とても使い勝手が良く、家庭用や趣味用であっても価格以上の価値は十分ある。

 

MITUTOYOMade in Japan の素晴らしい技術力を感じさせる逸品だと思う。

 

 

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