『PowerShot G7 X mark Ⅲ』充電│保護フィルム │基本設定
CANONのコンデジカメラ POWER SHOT『G7X MarkⅢ』。
2019年発売のモデルだが今も現役の名機。
最近入手したので開封レビュー。
購入したら「まず最初にすること」をやってみた。
その5つがこちら。
- バッテリーの充電
- 保護フィルム貼り
- 基本の設定
- SDカードのフォーマット
- ファームウエアの更新
今回は前編として、上記の1番めから3番めまで。
バッテリー初充電~保護フィルム貼り~日時設定をやっていく。
開封チェック
1 開封
1.パッケージ
裏面。
側面にモデル品番とシリアルナンバーが記されている。
大きさは(約) 横158×縦151×厚75mm。
2.中身
フタを開けるとまず印刷物。
その下にカメラ本体や充電器が収まっている。
左上から、
充電器、ストラップ、リチウムイオン充電池、カメラ、保証書と使用説明書など。
2 G7 X Ⅲ 本体
発泡ポリエチレンシートに包まれている。
モニター側には出荷時の保護など貼られていない。
なので傷つけたりしないよう、取り出す時には注意が必要。
1.外観
正面。
背面。
モニターについて、カタログデータには「3.0型TFTカラー液晶(約104万ドット)、アスペクト比3:2」とある。
上面。
シャッターボタンやモードダイヤルなどが並ぶ。
底面。
カードとバッテリーの収納蓋がある。
左側面(正面から見て)。
HDMI端子のカバーとWi-Fiボタン。
右側面。
ストロボのレバーとマイク端子カバー。
2.サイズと重さ
G7 X Ⅲのサイズチェック。
実測の横幅は105.7mm。
ストラップホールを含めると110mm。
高さはダイヤル部分で64mm。
ダイヤルの無い部分では61.1mm。
厚みは41.6mm。
重さは約277.5g
バッテリーとSDカードは含まず。
3.I/O端子
左側面のラバー蓋の中に、USB type-Cポート、micro-HDMIポートがある。
右側面のラバー蓋の中に、外部マイクの入力端子を備えている。
4.ストロボ
右側目のストロボ⚡レバーを下げると、
ストロボがポップアップする。
ストロボの収納は、ストロボ天部を押し込む。
5.モニター
液晶モニターは上辺の隙間に指を掛けて開く。
モニターは上側に約180度 開くことができる。
自撮りなど、被写側から確認するのに便利。
裏面の様子。
ちなみに、中間の関節部分は約45度までしか開かない。
6.操作系
電子マニュアル(活用ガイド)を参照。
3 バッテリー
1.仕様
標準の付属品としてリチウムイオンバッテリーが1個入っている。
2.外観
品番は NB-13L、容量は1250mAh。
側面。
裏面。
製造年月の表示がある。
ちなみに、使用頻度にかかわらず(新品でも)バッテリーは徐々に劣化が進み性能も落ちていくものらしい。
また1度でも使用したものは劣化の進みが早くなっていく。
例え未使用でも製造から約2年を過ぎているものは避けた方が良い、とも読んだこともあるので、バッテリー購入時は「製造年」を確認した方が良い。
純正品の証、CANONのホログラムステッカー。
端子部分。
3.サイズと重さ
大きさは(約) 41.9×29.6×9.5mm。
重さは21.7g。
カメラと合わせると約299.5g。 ※最小0.5g表示
4 充電器
1.外観
付属しているバッテリーチャージャー(充電器)。
型番は、CB-2LH。
OUTPUT「4.2V/0.7A」の表示がある。
プラグは収納式。
2.サイズと重さ
大きさは(約) 59.7×85.3×23.3mm。
重さは67.7g。
同封されている注意書。
5 ストラップ
1.外観
ビニル小袋で同梱されている。
少し固めでクセの付きやすい素材。
先端部分にCANONのロゴ。
2.サイズと重さ
全長は約245mm。
ストラップ幅は約8.2mm。
重さは3.6g。
6 使用説明書
使用説明書、保証書の他に、CANONフォトサークルの案内なども入っている。
1.外観
説明書は、日本語・英語・仏語・スペイン語・中国語で、各々28ページ。
大きさはA6サイズ。
2.内容
日本語の説明書の一部。
日付時刻の設定やバッテリー充電など、最低限の内容のみ。
使用説明書の詳細は、CANONオンラインマニュアルを参照しなければならない。
参照 ➡ CANON 電子マニュアル『活用ガイド』と『補足情報』
バッテリー充電
1 充電の準備
電子マニュアル(活用ガイド)を参照。
充電器とLiPoバッテリーを用意。
念のため、バッテリーや充電器の端子にゴミなど無いことを確認。
2 充電時間
仕様書によれば、充電時間は約2時間10分とある。
実際はどうなのかを検証してみる。
バッテリーは今回パッケージから出しただけ、未使用のもの。
おそらく動作確認できる程度の残量はあると想われる状態。
充電スタート。
CHARGEインジケータの橙色が点灯する。
充電が完了すると、FULLインジケータの緑色が点灯する。
実際にかかった時間は時計表示で134分と54秒。
つまり約135分=2時間15分を要した。
工場出荷時にほぼ空っぽだったのだろうか?
保護フィルム
充電をしている間に、保護フィルムを貼った。
3.0型TFTカラー液晶を持っている本機。
タッチパネル操作で触りまくるし、収納時の傷も心配なのでその予防策。
1 準備
用意したのは HAKUBA。
選んだ理由は、購入時に一番安かったから。
中身は、フィルムとクリーニングシートと説明書。
説明書をとりあえず読む。
手順の②番め(写真⇧)にちょっと注意。
台紙にしっかりテープ止めされているので、剥がすのに少し力がいる。
乱暴にはがすとフィルムに折れ傷がついてしまうので、ゆっくり慎重に剥がすか、ハサミで切り離したほうが良い。
大きさの確認。
フィルムのサイズは 74.6×48.9mm(公式)。
液晶モニターの大きさは、75.3×49.6mm(実測)。
つまり縦も横も0.7mmの余白で、ギリギリのサイズなのが判る。
2 フィルム貼り
貼る前の準備。
①液晶モニターの埃を払う。
②保護フィルムを仮置きして、(台紙シールは剥がさない)
余白(左右0.7mm・上下0.7mm)を確認する。
③クリーナーシートやエアブロウなどで埃を念入りに掃除する。
④保護フィルムから台紙をはがす
⑤裏返して、台紙のあったフィルム面をモニターに乗せる
⑥四辺の余白を確認しつつ保護フィルムを貼り進める
⑦ゴミの侵入などで貼り直す場合は、フィルム端にセロテープなど貼って浮かせる
⑧無事に貼り終えたら、気泡を押し出しながらフィルム表面をクリーニング
⑨終了
基本設定
設定の前にまず、バッテリーを入れる。
電子マニュアル(活用ガイド)を参照。
1 バッテリーの準備
説明書ではSDカードも同時に用意しているが、ここではバッテリーだけで進める。
カメラ本体底にある蓋のロックを外す。
バネ仕掛けで自動的に蓋が開く。
端子の位置を確認して、
バッテリーを挿入。
奥まで入れたら、バッテリーのロックを確認。
収納蓋を閉じてロック。
2 日時の設定
電子マニュアル(操作ガイド)を参照。
1.電源オン
電源のON/OFFはこのボタン。
♪ピロンっと音が鳴って起動する。
起動時間は約1.2秒。
初めて電源を入れると、CANONロゴ表示の直後にこの設定画面になる。
2.日時とエリアの設定
コントローラホイールを操作して『年/月/日/時間』をセットする。
日時の設定が出来たら[ OK ] ボタンで決定して次に。
日時の下にある『エリア選択』を[ 東京 ]に設定。
[ SET OK ]ボタンを押して設定画面から退出。
撮影モードになるが「カードが入っていません」と表示されている。
この後、SDカードを用意して後半の2つを進める。
4. SDカードのフォーマット
5. ファームウエアの更新。
次回『 “Power Shot G7 X markⅢ” 買って最初にすること #2』。