【カメラ】”GoPro HERO10″ 買って最初にすること ➡ デュアルチャージャー│保護フィルム

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GoPro HERO10バッテリー充電フィルム貼り│レビュー  

 

GoPro ホリデー・トラベル・ギフトボックス』の中身をチェックした前回。

過去時事は ⇒ こちら

 

さて開封後にまずすることは?

初期設定?

試し撮り?

 

いやそのもっと前にしなきゃいけないこと。

 

  1. バッテリーの充電
  2. 保護フィルム貼り

 

当たり前すぎる準備をしなきゃいけない。

 

今回は、バッテリーの充電とフィルム貼り をしてみる。

 

 

 

 

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GoPro インターフェイス

GoPro HERo10の各部をおさらい。

 

バッテリーの充電ポート(USB-TypeC)はサイドドアの中にある。

 

写真⇩ ⑧USBポート

ⒸGoPro Inc.

 

ⒸGoPro Inc.

 

とりあえず、電源ON/OFF(兼用 モードボタン)とバッテリーのハッチドアの位置、USB-TypeC充電ポートの確認を確認して、次にすすむ。

 

 

バッテリー 充電方法

1  バッテリーの取り付け

バッテリーはGoPro本体の右側にあるバッテリー・ドアを開けて装着する。

 

この向きでバッテリーを入れる。

 

2  本体バッテリーの充電

GoPro本体には1本のバッテリーが付属している。

 

基本はバッテリーを本体に入れたまま、この状態で行う。

 

しかし、この方法はとても非効率的。

 

なぜなら、バッテリーが1個しかない場合、

①無くなれば撮影が中断

②バッテリーを本体に入れたまま充電器をつないで4時間~ほど充電。

③満充電になったら撮影を再開

というサイクルを繰り返さなきゃいけない。

 

バッテリー1本のみではあまりに使い勝手が悪い。

なので、普通は次のように対応する。

 

①バッテリーを複数個そろえておく

または

②大容量モバイルバッテリーをTypeCポートにつなぐ

 

 

 

3  デュアルバッテリーチャージャー

バッテリー2個以上で運用する場合、便利なのがこの Dual Battery Charger (ADDBD-001-AS)である。

 

GoPro純正の充電スタンドで、HERO用バッテリーを2本同時充電できる。

DUAL Battery Charger ⒸGoPro Inc.

 

ただこれは通常速度の充電器であり “急速”ではないのが残念なところ。

5V/2A以上あるUSBポートにつないだ場合、約4-5時間かかると記されている。

 

 

4  スーパーチャージャー

USBポートから4-5時間?これでは遅い!

 

ということでGoPro公式には SuperCharger 急速充電器もある。

 

SuperCharger急速充電器からの充電は「20~70%高速になる」とのことで、最大4時間(240分)が、20~70% の 48分~168分に短縮されるらしい。

 

 

それなら純正のSuperChargerも購入しないといけない?

と思うところだが、ちょっと落ち着いて考えてみた。

 

このSuper Charger、良く見れば一般的なスマホ急速充電器と同じ様相。

まずはスマホ用の急速充電器で試してからでも遅くない。

 

そこで、手持ちのRAVpowerPC133(max 65W)を用意した。

 

※以降 デュアルバッテリチャージャー=DBチャージャー

 

 

 

 

デュアルバッテリーチャージャー 充電方法

1  バッテリ1個 充電

残量約1%のほぼ空バッテリーを用意。

 

PC133のにはUSB-Cポート(PD)と、USB3.0ポート(iSmart)がある。

このうち今回は、USB3.0の方にDBチャージャーをつなぐ 。

 

電流値計測用には”USBマルチメータTC66“を用意。

 

TC66はUSB-TypeC専用。

InもOutもType-Cなので、USB3.0↔Type-Cの変換アダプタをはさむ。

 

写真⇩ Mcdodo OT-6550 変換アダプタ(オレンジ色)

 

USBケーブルは社外品『Baseus製 USB-C to C(PD対応 100W/5A)』を使用。

 

ケーブルとマルチメータをつないで準備完了。

 

充電を開始するとLEDインジケータがオレンジ色で点灯する。

 

スタート時の計測値は、5V/1.8~1.9V。

 

途中経過。

 

35分を過ぎたあたりから、電流値(A)が下がってきた。

 

約1時間が経過。

 

数値は5.1V×0.565A。

 

1時間半が経過。

 

1時間45分が経過。

 

電流値は0.14A。

 

ここまで下がってくると、満充電間近のサインである。

 

LEDインジケータが緑色に変わり充電完了。

 

およそ1時間54分だった。

 

満充電後も電流はわずかに流れている。

 

2  バッテリ2個 充電

次は、バッテリー2本の同時充電。

 

空っぽのバッテリー(1%)と残量半分(50%)のバッテリーを用意。

 

急速充電器はRAVpowerPC133

 

USBマルチメータは同じくTC66

 

今回の充電ポートはPD対応にもなっているType-Cを使用。

 

【注意1】

DBチャージャーはPDには非対応

PD給電はされないが、USB-A 3.0ポートよりは高速な充電ができるはずなので、USB-Cポートを使用。

 

【注意2】

TC66には、PDプロトコルトリガーを出すON/OFFスイッチがついている。

このスイッチはOFFにしておく。

 

ケーブルをつなぎ充電の準備OK。

 

急速充電器PC133を100Vコンセントに挿すと充電が始まる。

 

写真⇩ 上側バッテリーが残量1%、下側バッテリーが残量50%

 

充電スタート時は、およそ5V×2.0~2.4Aを計測している。

 

 

途中経過。

 

40分以上経過し、平均で 5V×1.0A以下に。

 

ここで残量50%だった1本目のバッテリーの充電が完了。

 

50%から100%にかった所要時間は 1時間12分。

 

写真⇩ 左側のバッテリーがグリーンに

 

そのままの状態で、2本目のバッテリーの充電を継続。

 

計測値は 5V×0.75A前後。

2本目の充電%がどのくらい進んでいるのか不明だが、1本目の充電が終了した時点の電流値=0.75A のままで充電が続いている。

 

1本目バッテリーが挿されたままだから電流値が上がらないのか?

と思い、充電が終わった1本目をデュアルチャージャーから抜いてみた。

 

しかし充電の電流値は0.75A前後で変わらないままだった。

 

仕方なく、0.75A以下のノロノロ充電のまま観察。

 

その後、1時間以上が経過して2本目のバッテリーの充電が完了。

 

1%から100%にかった所要時間は 2時間35分だった。

 

ここでも充電が終わっても電流が止まることはなく、僅かに流れ続けている。

 

これは”トリクル充電”と呼ばれ、放電を防いで満充電を維持する動作らしい。

 

写真⇩ 0.07A前後の電流値

 

この充電しっぱなし状態、実は電池の寿命を縮める要因の1つらしく、充電が終わったバッテリーはなるべく早くチャージャーから外すのが良いとのことである。

 

 

 

保護フィルム貼り

バッテリーの充電をしながらカメラのスクリーンに保護フォルムを貼る。

 

用意したのはHAKUBAのPET製フィルム。

 

前面スクリーンとレンズ、背面タッチスクリーンの3面分が入っている。

 

1.背面タッチスクリーン

保護フィルムを貼る容量はスマホなどと同様。

 

ホコリを掃うエアダスターやクリーニングクロスを用意しておくと便利。

 

大きさを確認するために、一度スクリーン上に仮置きをしてみる。

 

このHAKUBAフィルムの場合、上下左右とも約1mm小さなサイズになっている。

つまり平均して外周に0.5mmほどの余白があることになる。

 

カメラに貼られている仮フィルムをはがす。

 

エアダスターを使って、タッチスクリーン上のホコリを入念に吹き掃う。

 

すばやく、保護フィルムの一辺をタッチスクリーンに乗せる。

 

先ほど確認した「外周約0.5mmの余白」を参考に位置決めをする。

 

空気を入れないよう、端から保護フォルムを押さながら貼っていく。

 

2.前面スクリーン

同じように前面スクリーンも貼っていく。

 

本貼りの前に、保護フィルムを仮置きして、大きさをチェック。

こちらも外周に約0.5mmずつの余白がある。

 

仮フィルムを剥がす。

 

エアダスターやクリーニングクロスで埃を除いたら、保護フィルムを乗せる。

 

3.レンズ

最後にレンズ。

 

レンズ部分は、他スクリーン用と違って、かなりギリギリのサイズになっている。

全周で約0.5mm、各辺では約0.25mmほどの余裕しかないので注意が必要。

 

レンズは傷を付けてはいけない大事な部分、慎重に。

 

仮フィルムを剥がしたら即クリーニング。

 

そしてすばやく保護フィルムを乗せる。

 

貼り終えた前面スクリーンとレンズの様子。

 

そして背面タッチスクリーンの様子。

 

 

 

 

まとめ

1  急速充電器の効果

1.純正品 Super Charger

公式アクセサアリーのSuperCharger+DBチャージャーの場合、標準USBポートで4時間(240分)かかるところを20~70%の高速になる、という仕様。

 

計算上、240分の20%~70%は 240×20%~240×70%=48~168分 になる予測。

 

2.社外品 RAVpower PD Charger

普通の急速充電器+DBチャージャーを使った場合は、どうなったのか。

ⒸGoPro Inc.

 

PC133+DBチャージャーでの結果は以下の通り。

  • PC133/USB3.0ポート+DBチャージャー ⇒ 1時間54分=114分
  • PC133/USB-Cポート+DBチャージャー ⇒ 2時間35分=155分 ※

※ッテリー2本同時充電での結果

 

USB-Cポートの方が40分も遅い結果が出たが、これはバッテリーと2本同時充電という”条件の違い”がある。

 

1本のみの充電ならば、USB-Cポード側の方が速いはずである。

 

ただ、このような「残量の違うバッテリー2本を充電」という条件であっても、予測時間(20~70%)である48~168分の範囲にはおさまった。

 

純正ではない汎用急速充電器でもきちんと仕事をしてくれた、と言える。

 

 

2  テスト結果表

PC133 USB-A/3.0 PC133 USB-C/PD
開始時 5.13V  1.885A 5.18V  2.057A
途中経過(約1時間) 5.10V  0.565A 5.12V  0.757A
満充電までの時間 114分 155分 ※ただし2本充電
平均電流値 0.90A 0.67A

※単純計算値

 

114分も155分も、”SuperCharger+DBチャージャー“の仕様の範囲だった。

 

3  保護フィルムについて

タッチスクリーンへの保護フィルムは問題なし。

 

前面レンズについては、撥水性コーティングがしてあるとのことで、その性能を阻害する保護フィルムは貼らない方が良い、とする意見もある。

 

しかし貧乏性は「傷がついてしまうかも知れない」という不安感の方が大きい。

なので迷わず貼っておくことにした。

 

このHERO10カメラをどんな環境に持ち出すか判らない。

というか防水なのだから色んなシーンに持ち出したくなる。

なので傷予防処置は大事である。

 


 

とりあえず「最初にすること」2つをやり終えた。

 

①バッテリーの充電

②保護フィルム貼り

 

次は『QUICKアプリと更新プログラム』のインストールをする予定。

 


 

 

【追記】

👉 USB充電ケーブルについて

このテスト時点では判らなかったが、USBケーブルはGoPro純正品が一番高速充電できることが後日、判明。

 

詳しくは ⇒ こちら 急速充電器+USBケーブル選び を参照

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