【道具 #33-2】 USB Type-C “マルチメータ TC66C” 簡単ガイド #2

道具

USB Type-Cマルチメータ TC66CBluetooth│PCアプリ    

 

前回の『マルチメータ TC66C簡単ガイド#1 の続き。

 

今回は”Bluetooth通信するスマートフォン用アプリ”と”USB micro-Bで有線通信するPC用アプリ”の2つを試してみる。

 

 

 

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Bluetooth (無線)

スマートフォン用アプリ

TC66Cのデータをスマートフォンでモニターできるアプリを使ってみる。

 

製品名のTC66CでGoogle検索。

ⒸGOOGLE

 

見つけたアプリをダウンロード&インストールする。

 

インストール後アイコンをタップした最初の画面。

 

メディアファイル、位置情報などの「ON」を求められる。

 

Bluetooth 接続

TC66Cの電源を入れる。(何か電源元に挿す)

 

TC66C側のSETTINGで Bluetooth「ON」になっていることを確認。

スマートフォン側も Bluetooth「オン」になっていることを確認。

 

スキャンを開始すると「位置情報へのアクセス許可」を求められる。

 

関係あるのかと思いながら許可するとこの画面になるので「接続」。

 

1秒かからず繋がってモニタ画面になる。

 

カラフルで見やすい文字表示。

 

TC66C-A モニタ画面

GoPro用バッテリーをテスト充電しながら、モニタされる様子を見てみる。

 

1.ディスプレイ内容

TC66C本体の表示とアプリモニターの表示はリンクされていて刻々と変化する。

(スマホへの時差は約1秒ある)

 

上段   電圧&電流 のグラフ。

中段1 電圧/電流/電力の数値

中段2 端子電圧/抵抗/温度(基板上)

下段   累積電流量と電力を表示。

 

 

電圧は約5.1Vで一定 (緑色の線)。

電流は 初め1.87V~0.05Vまで変化しているのがわかる (赤色の線)

 

電圧と電流のグラフ表示は変化が判りやすい。

またグラフ上でピンチアウト/イン操作すると、グラフを拡大/縮小できる。

 

他にも何かできないか試してみたが何も起こらなかった。

 

右上にある[シェア]をクリックしたら「この操作を実行できるアプリはありません」と言われた。

 

2.TC66Cを操作

おまけ機能として、アプリ下 ⇦ ⇨ボタンでTC66Cの画面を切り替えられる。

 

⇦ ⇨ は本体にある K1 K2 スイッチの1クリックと同じ動作。

ただし、長押ししても設定画面モード入などの反応はしない。

 

例えば真ん中の🔁 を押すとTC66Cの画面の上下が反転する。

 

スマホアプリ側からTC66C本体を操作できるのは、この画面の切り替えだけ。

データの保存など他の操作は何もできない。

スマホ画面でも確認できる、というだけのアプリのようである。

 

 

USB (有線)

PC用アプリ

TC66Cのデータをパソコンで監視したり保存できるアプリを使ってみる。

またTC66C本体のファームウエアのチェックもパソコン経由で行える。

 

PC用アプリは製造元のサイトまたは外部リンクからダウンロードする。

 

RuiDengテクノロジーは ⇒ こちら

外部サイトは ⇒ こちら

 

ダウンロードされるファイルは「RuiDengUSBMeter.zip」。

zip解凍すると(指定した場所に)フォルダが作られる。

 

中身は以下の通り。

この中で「RuiDengUSMNeter.exe」がPC用のアプリ。

 

実行すると下記ウインドウが出る。

 

ファームウエア 準備

まず、ファームウエア更新チェックをしてみる。

 

更新関連はPC経由のみで可能。

スマホ(Bluetooth)アプリでは出来ない。

 

1.USB microB端子のON/OFF

ファームウェアのインストール前に、USB-microB端子を有効にする。

 

SETTING]内に入り、K1スイッチで[USB CONNECT]を「ON」にする。

 

2.USB-microBケーブルの接続

PCへの接続には USB-A ↔ USB-microB ケーブルが別途必要になる。

 

PCとのリンクには本体下部にある”USB microB”ポートを使う。

 

ファームウエアを更新する場合のみ、TC66CK1スイッチを押したままUSBケーブルをPCに接続する。

 

すると「BootLoader」が表示されるので確認。

 

そのままPCアプリに戻る。

接続OKだと、左上のインジケータが[Device inserted]に変わる。

 

この時点では有線接続のみ、ソストウエア上は未接続なので計測データは白紙。

 

ファームウエア 実行

PCとリンクされるとファームウエア更新チェック自動的に始まる。

(現在のバージョンが古い場合のみ)

 

現バージョンが「Current 1.12」、最新版が「New 1.17」であることが判る。

つまり更新可能であるとうこと。

 

写真下⇩中央ポップアップ

 

ファームウエアを更新するので[Update now]をクリック。

数秒でダウンロード完了。

 

そのまま待っているとTC66Cが再起動しFirmware Versionが最新の「1.17」に変わる。

 

これでアップデートは完了。

 

ウインドウを閉じてもOK。

 

もしもファームウエア更新の自動チェックがされない場合、メニューバーにある[Fireware Update]からも実行できる。

 

有線接続

急速充電器PC133からPCへ、USB-TypeCポート経由の給電をチェックしてみる。

 

データ通信用のmicroBケーブルはそのまま保持。

充電するためのUSB-TypeCケーブルを別に用意してモニタリング開始。

 

USB-TypeCケーブルをPCのポートに挿し込んでから、

 

ウインドウ内の[Connect]をクリック。

 

PCウインドウ モニタ画面

1.ディスプレイ内容

左列

Voltage (電圧)

Current (電流)

Power (電力)

Resis (抵抗)

Temperature (温度)

 

グラフ

縦軸が計測値 (VまたはA)、横軸が経過時間。

緑色が電圧値、青色が電流値。

 

中段1

D+/D−端子電圧

 

中段2

Group0の累積電気容量/電力

Group1の累積電気容量/電力

 

下段

TC66Cの画面操作 ※下記参照

 

2.TC66Cを操作

画面下段⑤にある[Previous Page][Rotate Screen][Next Page]ボタンで、TC66Cの表示画面を切り替えられる。

 

本体にある K1 K2 スイッチの1クリックの代用で、上記スマホ用アプリ内にもあった機能と同じ。

やはり画面を切り替えるだけで、その他の操作は何も出来なかった。

 

3.計測データの保存

マウス操作(右クリック)でコンテキストメニューが出る。

 

出来ることは3つ。

 

1)Clearance Curve

グラフ曲線をクリアする。

 

2)Export Data to Thumbnails

クリック時の画像を保存する。

写真⇧保存されたjpegデータの例

 

3)Export Data to Excel

クリック時のデータ値をExcel形式で保存する。

写真⇧ 保存されたExcelデータの例

 

 

 

まとめ

使用感

スマホ用『TC66C-A』とPC用『RuiDeng USBMeter』をテストした感想。

 

TC66C-A (スマートフォン)

  • カラフルで視認しやすいデザイン
  • Bluertoothで計測場所から離れて監視できるのが良い
  • Blutoothの接続は割とカンタン
  • グラフ部分のみ拡大縮小できる(ピンチ操作)
  • グラフカーブの現状は判りやすいが…過去の数値は読めない ×
  • データを保存したりする機能は無し ×

 

 RuiDeng USBmeter (PC)

  • シンプル簡素なデザイン
  • グラフ部分のみスクリーンショット
  • 「Real Time Curve」と「Offline Data」をExcelデータ保存できる
  • マウスロールでグラフ倍率を拡大縮小できる
  • 拡大しても過去のグラフの数値は読めない ×
  • ウインドウのサイズが固定され変えられない ×

 

まとめ感想

個人的には無線Bluetoothモニターが使えそうな機能。

 

ただ、せっかくのBluetoothなのにスマホ専用、PCとはBluetooth通信できない。

そこがすごく残念。

 

有線接続できるだけマシかも知れないが、実際に使う場面はあまりなさそう。

Excel書き出しもたぶん使わない。

 

PCへの接続やデータ転送ももBluetoothだったら更に使えると思う。

 

それでもこの小型サイズは持ち運びもしやすく◎。

普通に充電圧/充電流をチェックするのには十分な機能を備えている。

 

USB-TypeC機器のチェックに1台持ってても損はない。

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