【道具 #11】 電動│手動 ”充電式 電気ドライバー” 国内メーカー│3種類

道具

日本メーカー充電ドライバー性能比較  

 

ステイホーム=家の中でできるコトを探りつつ始めた DIY工作室

 

知識も技術も初心者で、工作室らしい道具さえ持っていない初心者環境。

少しずつ1つずつ道具や工具を揃えながら紹介。

 

第十一回は『グリップタイプの電動ドライバー』

 

国産の有名メーカー3社に絞って比較してみる。

 

 

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日本ブランド3メーカー

今回そろえた国産メーカーがこちら。 ※Link先は各メーカーの商品サイト

 

Panasonic・・・EZ7412S 充電ミニドライバーminiQu

SK11(藤原産業 ) ・・・SDV-DUO 充電式デュアルドライバー

VESSEL・・・ 220USB 電ドラボール

 

 

 

1  Panasonic

2020年2月発売の miniQu「ミニック」

黒ベースと赤ベース、2色のカラーバリエーション。

ⒸPanasonic

 

1.サイズと外観

商品パッケージ。

 

パッケージ内容。

5種類の先端ビットが付属している。

 

カタログ値サイズは 全長128mm×グリップ径45mm。

 

実際に測ってみる。

グリップ部の最大径は約 45mm。

 

スイッチ部分の幅は約 33mm。

 

ボディ先端部の幅は約 27mm。

 

重さは約 164g。

 

充電部分の端子は microUSB/Type-B。

防塵キャップなどは無く、剥き出しのまま。

 

屋外など埃っぽい場所で使う場合はやや心配かも。

 

2.動作チェック

①スイッチ部分

プッシュボタン式。

先端側を押すと「ネジ締め」方向に、グリップ側を押すと「ネジ緩め」方向に回転。

 

スイッチを押した時は、約0.2秒ほど遅れて回転が始まる。

スイッチから指を離した時は、即時にピタっと回転が止まる。

この『遅延回路』&『ブレーキ回路』がついているのはPanasonicのみ。

 

電動のグリップドライバーは、あくまで電動“アシスト”のような使い方をする。

途中まではモーターの力を借りてネジを回し、最後は手動=手回しで本締めする。

 

遅延回路は、手回しで握る時うっかりスイッチに触れてしまっても、不意にモーターが回るようなことを回避できる。

またブレーキ回路は、すぐ回転を止めたい時、惰性回転することなく瞬時に止まる。

 

先端ビットの軸ブレも、3機種の中でこのminiQuが一番少ない。

製品としての完成度は、さすがパナソニックといった印象。

②LEDライト部分

締め/緩めどちらかのスイッチを押すと同時に点灯。

スイッチから指を離すと即、消灯。

 

この「すぐ消灯」してしまう仕様はちょっと惜しい。

1~2秒でいいから点灯したままの方が作業チェック上、使いやすいかも。

 

3.騒音チェック

測定環境は約 35.5dB。測定距離は約 25cm。

スイッチON 回転時のノイズは約 77.0dB。

 

2  SK11

2019年9月発売の 「デュアルドライバー」

6色のカラーバリエーション。

Ⓒ藤原産業

 

1.サイズと外観

商品パッケージ。

 

パッケージ内容。

カタログ値サイズは 全長154mm×グリップ径40mm。

 

実際に測ってみる。

グリップ部の最大径は約 40mm。

 

スイッチ部分の幅は約 34mm。

 

ボディ先端部の幅は約 27mm。

 

重さは約 161g。

 

充電部分の端子は microUSB/Type-B。

ゴム製のカバーを開けると中に端子がある。

 

グリップ尾部にストラップ等を通せる7mmほどのヒモ通し穴があいている。

収納時のハンガー掛けや落下防止対策などに便利。

 

2.動作チェック

①スイッチ部分

プッシュボタン式。

先端側を押すと「ネジ締め」方向に、グリップ側を押すと「ネジ緩め」方向に回転。

 

先端ビットの軸ブレが少々ある。

スイッチを押すと即回転するが、指を離しても惰性で約1回転ほどしてから止まる。

 

 

②LEDライト部分

締め/緩めどちらかのスイッチを押すと同時に点灯。

スイッチから指を離すとやや遅れて 約3-4秒後に消灯。

 

3.騒音チェック

測定環境は約 35.5dB。測定距離は約 25cm。

スイッチON 回転時のノイズは約 81.5dB。

3  VESSEL

2018年12月発売の 電ドラボール🄬

 

3機種の中では最も早期の発売で、当時は“充電式ドライバー”人気で品薄にも。

2020年9月に限定色が追加され、現在は5色のバリエーション。

ⒸVESSEL

 

1.サイズと外観

商品パッケージ。

 

パッケージが特殊なカタチをしていて、開封方法の説明が書かれている。

 

パッケージ内容。

「ビット5本付き」「先端マグネット付き」等のセット・バリエーションもある。

カタログ値サイズは 全長154mm×グリップ径40mm。

 

実際に測ってみると、

グリップ部の最大径は約 43.5mmある。

 

スイッチ部分の幅は約 34mm。

 

ボディ中央部の幅は約 30mm。

 

重さは約 152g。

 

充電部分の端子は microUSB/Type-B。

ゴム?樹脂?製のカバーを開けると中に端子がある。

 

このカバー付け根が少々細い気が・・・充電の繰り返しで耐久性は大丈夫?

 

2.動作チェック

①スイッチ部分

3社の中で唯一のスライド式。

先端側にスライドすると「締め」、グリップ側に引くと「緩め」方向に回転。

 

スイッチを押すと即回転するが、離しても惰性で約1回転ほどしてから止まる。

また先端ビットの軸ブレが3社では一番大きく目立つのはマイナスポイント。

 

誤動作防止のためか、スイッチは周りより少し凹んだ配置になっている。

このため、実際にスイッチを押したり引いたりして使ってみると、凹んでいる分だけ指のかかりが浅く、手袋などをしてるとスベる時がある。

 

少量のネジなら問題ないが、長ネジや大量のネジを締めたり緩めたりする場合、このスライドスイッチを押しっぱなし、または引きっぱなしで作業することになる。

これがちょっと辛くプッシュ式より指が疲れた。※個人感

 

ただ反面、狭い場所や暗がりなど、手探りでスイッチ操作を強いられる場所では、他社のプッシュ式ボタンよりも、押すか引くかのスライドスイッチの方が回転方向を判別しやすいかも知れない。

 

②LEDライト部分

締め/緩め どちらか方向にスライドさせると同時に点灯。

 

スイッチから指を離すと 約4~5秒後に消灯。

このLEDライトの残照機能は便利に感じる。

 

3.騒音チェック

測定環境は約 35.5dB。測定距離は約 25cm。

スイッチON 回転時のノイズは約 77.5dB。

 

 

まとめ

比較表

3機種の特徴をまとめてみた。

        は比較的優位なポイント。

Panasonic Sk11 VESSEL
サイズ 長さ128mm×径45mm 長さ154mm×40mm 長さ140mm×径44mm
重さ(約) 164g 161g 152g
スイッチ プッシュ式 プッシュ式 スライド式
電動トルク 1N-m 2.5N-m 2N-m
手締トルク 8N-m 7.0N-m 10N-m
回転数 230回転/分 280回転/分  280回転/分
ノイズ測定 77.0db 81.5dB 77.5dB
バッテリー 3.7V×850mAh 3.7V×850mAh 3.6V×800mAh
充電時間 45分35分(1A充電) 約100分 約60分
充電端子 micro-USB Type B micro-USB Type B micro-USB Type B
付属品 充電ケーブル ビット5本
充電ケーブル 充電ケーブル ビット1本
カラー 赤・黒 赤・橙・緑・青・灰・白 赤・橙・緑・紫・青
備考 ブレーキ機能

先端の軸振れが少ない

小径で握りやすい

落下防止の穴あり

LED残照機能

LED残照機能

※ビットスリーブのサイズは3機種とも 対辺6.35mm

 

まとめ感想

3機種とも、ガングリップ型やペン型の電動ドライバーよりは非力である。

 

非力ではあるがトルクリミット機能はついていないので、例えば極小ネジを電動で締めすぎてしまうと1N-mのトルクでもネジ頭を潰したり、締め込み最後の反動で手指を傷めたりする場合もありうる。

 

また柔らかい素材に対しては穴を潰ししてしまう恐れもあるので、締め終わり寸前にグリップを握る手をゆるめる、など使い方に慣れも必要である。

 

これらボールグリップ型の電動ドライバーはあくまで軽作業用のモノ。

木材に木ネジをねじ込む場合など、2.5N-mの機種でも力不足。

その場合はピストル型(ガングリップタイプ)など強力な電動ドライバーの出番。

 

反対にプラスチックに小径タッピングビスを打つ場合とか、小径ナットのボルト締めの場合など、1N-mのトルクで十分。

極小ネジ作業には便利なツールといえる。

 

 

 

おまけ(VESSELのビットについて)

VESSELの剛彩(ゴウサイ)ビットの評判がいいので一緒に購入。

写真⇧ 左上はベルト通しが付き『10本ホルダー』

 

各ビットは左から、六角用 1.5mm 2.0mm と 2.5mm/3mm/4mm/5mm/6mmセット。

さらに、+00番 +0番 +1番 −3番 −4番 のセット。

 

マイナスは使わないので省くと、ちょうど10本をホルダーに収めることができる。

 

 

ビットが各色に分けられているので、電ドラ本体カラーのバリエーションと合わせてカラフルな組み合わせも楽しめる。

 

こちらは良く使うプラス(+)ネジのビット3種類。

左から #1 #2 #3。

 

もちろんPanasonicの電ドラにも装着OK。

 

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