【模型】LEGO “アポロ11号 ミニフィグ宇宙飛行士” PLSS作り方【MOD】

模型

LEGOAPOLLO 11 Astronauts 必要パーツ│改造方法  

 

インテリアに飾っているお気に入りの『LEGO🄬 Lunar Lander

 

自分で組み立てた満足感もあるし、20cmを超える存在感はなかなかの迫力。

過去記事は こちら

 

 

しかし、どうしても気になっていることがある。

 

それはミニフィグ(人形)

 

アポロ計画時の宇宙飛行士らしからぬ格好をしているのである。

 

 

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アポロ計画の宇宙服

1960年代から1972年まで行われたアポロ計画。

今から50年前の宇宙服は現代の宇宙服とは少し違っていた。

 

実際のアポロ宇宙飛行士

ヘルメットは2重構造。

外側には太陽光を遮るサンシールドが備わり、それが金色ミラーの様に見える。

ⒸNASA Apollo 11

 

宇宙服の胴前部分には水循環のコネクタや吸排気のコネクタが並ぶ。

背中には水や空気などの生命維持装置バックパック。

ⒸNASA Apollo 11

 

宇宙服は一言で言えば全体が硬いゴム製のスーツ。

 

👉メモ

手袋は「はしごを降りる時などテニスボールを握りつぶすくらいの握力が必要」と当時の宇宙飛行士が語っている。

 

ⒸNASA

 

LEGOのアポロ宇宙飛行士

対して『LEGOクリエイターエキスパート月着陸船』に付属のミニフィグ。

一見は宇宙飛行士ぽく見えるが、実際の装備とかなり違って見える。

 

その決定的な部分の1つが“ヘルメット”。

形がまるで違う。

 

空気タンクらしきモノがヘルメット一体で背中についているし、顎あたりにも排気口のような造形もある。

どう見ても水中作業員。

 

どうやらこのヘルメットは元々“アトランティス水中ヘルメット”らしい。

 

バイザーの色も鏡面じゃなく艶消しゴールド。

 

そのヘルメットを外してみると宇宙飛行士のボディが見える。

この宇宙服のプリントは“アポロ時代”らしさをよく表現していて出来が良い。

 

右胸にNASAワッペン、胸から腹部にかけて、通信・給水・空気の吸排気 など6つのコネクターも描かれていて芸が細かい。

 

この素晴らしいプリントを、こともあろうに違和感しかない水中ヘルメットが隠してしまっているのである。

 

これは、このLEGO月着陸船キットの最大の欠点とも言える。

 

 

LEGO Apollo 11 Astronaut MOD方法

そんなわけで、アポロ計画らしい宇宙飛行士たちにするために LEVAヘルメットとPLSSバックパックを中心に、ミニフィグをモディファイすることにした。

 

LEVA= Lunar Extravehicular Visor Assembly

PLSS Portable Life Support System

 

モディファイのルール

LEGOのオリジナリティを優先して、純正パーツのみで作ることを目指す。

  • LEGOブリックの純正品を使う
  • LEGOブリックの切削やパテ等の加工をしない
  • 塗装をしない
  • 社外品や偽物(互換品)を使わない

 

LEVA ヘルメット

他キットから宇宙飛行士ミニフィグ2種類を選んでみた。

 

1.ヘルメットの候補

① 金色バイザーのヘルメット

 

② 透明バイザーのヘルメット

 

①と②どちらも宇宙飛行士らしいバイザー付きのヘルメット。

余計なタンクが無くスッキリしている。

 

やはりポイントは金色メッキのミラー加工された ①ミニフィグ のヘルメット。

なのでこちらを採用。

 

ついでに ②ミニフィグ の 灰色ハンド も移植。

アポロ11号の宇宙服手袋はグレー(灰色)なのだが、『LEGO月着陸船』付属ミニフィグのハンドは白色だったので、ここも気になっていた。

 

2.ヘルメットの交換

まずハンド(白色)を交換。

 

抜いて挿すだけ。

 

次にヘルメットを交換。

 

金色バイザー灰色ハンドを換えるだけでも一気にアポロ宇宙服らしくなった。

 

PLSS バックパック

ミニフィグパーツ群の中から、背負えるタイプのパーツを探してみた。

 

1.バックパックの候補

①リュック

ハイキングか何かのリュックのパーツ。

四角い形はそれっぽく見えなくもないけどやはり“カバン”なので違和感がある。

 

②タンク

2連エアタンクのパーツは、ダイビングにしか見えない。

 

背中に円柱タンクなのでロボット(鉄人28号?)にも見えてしまう。

 

アポロ時代のPLSSなら、やっぱり大きな四角い箱型じゃないとサマにならない。

 

2.バックパックをDIY

既製品に無いものは自分で作るしかない、というわけでPLSSをDIYする。

 

①LEGOブリックパーツ

2スタッドのネックブラケット(透明)がキー・パーツ。

これでミニフィグに背負わせるカタチを作る。

 

PLSS 構成パーツ @ミニフィグ1体分

1×2タイル(白)・・・2枚

1×2プレート(白)・・・3枚

1×1ヘッドライト/スタッド(白)・・・2個

1×2アングル(白)・・・1個

2スタッド付きブラケット(透明)・・・1個

 

楽天LEGOパーツのお店⇩ Brickers

 

②組み立て

1×2ブラケットの上に1×2プレート1枚を重ねる。

 

その上に1×1ライトスタッドを2つ並べる。

 

さらにその上に1×2プレートを2枚重ねる。

 

最後に1×2タイル1枚を天板に、もう1枚を背面のスタッド部分に組む。

 

PLSSバックパックの出来上がり。

天板タイルの目地がちょっとしたアクセントになっている。

 

ミニフィグ背中面になるのは写真こちら側。

 

1×1ヘッドライト/スタッドの2つ穴に透明ネックブラケットを取り付けて完成。

 

③ミニフィグへ取り付け

ミニフィグのヘッドを一旦外してネックブラケットを差し込む。

写真 バックパックが重く倒れてしまうので立てる時はプレートが必要

 

ブラケットを挟むと首が少し長くなるが、これはまあ仕方がない。

 

横からの様子。

この重そうな箱形がいかにもアポロ時代のバックパックという感じ。

 

もう1セット同じように組み立てる。

 

2体とも完成。

3.デカール

もう一手間かけて、ディティールアップしてみる。

 

実物の宇宙服とミニフィグを比べて足りないモノ、それは“アメリカ国旗”。

宇宙服の左袖とPLSS上部にワッペンがある。

 

LEGO純正パーツのみでMODしたいのだが、探してみてもLEGO製ステッカー“国旗シリーズ”というものが見当たらない。

 

仕方なく、ここだけプラモデル用デーカル(水転写マーク)を使うことにした。

 

デカールを貼る場所について。

 

バックパックのパーツは1×2プレート&タイル。

デカールを複数のブロックをまたがって貼るのは避けたいので、プレート1枚の厚み(3mm)に収まる小さなデカールを探す。

 

写真⇩ 1×2プレートの厚みは約3mm

 

①デカールの切り出し

手持ちデカールシートの中で一番小さなサイが2.5mm高がちょうど良さげ。

 

ミニフィグ1体につきアメリカ国旗は2か所なので計4枚必要。

 

②デカール貼り 背中

デカール(水転写マーク)は、その名の通り水で貼ることができる。

裏に水溶性の糊が塗られいて、水に浸すことで粘着性が出て貼りつく仕組み。

 

水に浸すのは20~30秒ほど。

浸し過ぎると水溶性の糊が溶け出してなくなっちゃうので注意。

 

引き出したらキッチンペーパーやキムワイプなどの上で余分な水分を除く。

 

そのまますぐ貼付け作業に移る。

まずはPLSSのアメリカ国旗から。

 

貼付ける場所をクリーニングしつつ少し濡らす。

綿棒を使うと便利。

 

小さなデカールなのでピンセットを使う。

貼る位置は天板タイルの下、1×2プレートの側面。

そっとつまんで貼る場所に持って行き、台紙から滑らせながら乗せる。

 

真ん中になる様、また傾かない様、濡れたデカールを動かして位置を決める。

位置が定まったら、綿棒で上から押さえて気泡や余分な水分を押し出す。

 

ミニフィグ2体めも同様に貼る。

 

③デカール貼り 腕

次は左腕章。

プレートの平面と違い、腕は“丸み”があるのでデカールが密着しにくい。

 

そこで『軟化剤入りデカールのり』を使う。

デカールの粘着力を高め、且つデカール素材を柔らかくする成分が入っている。

 

デカールを水に浸す工程は同じ。

20~30秒で水からあげる。

 

デカールを貼る部分を水拭きクリーニングしておき、その後『軟化剤入りデカールのり』を少量塗る。

 

そこにデカールを乗せる。

 

軟化剤の効果が出るのに1分ほどかかるとのこと。

時間をかけて綿棒などやわらかい物でデカールを押さえ、軟化具合を見る。

 

丸み馴染みが良くない場合は、再度デカールの上からも『デカールのり』を追加。

 

そして軟化の程度を見ながら、綿棒などで押さえて貼りつける。

 

腕の丸みに完全に馴染んだらデカール位置を修正し、気泡などを押し出しておく。

 

あとは乾燥を待つだけ。

 

 

 

LEGO Apollo 11 Astronaut MOD完成

アポロ11号の宇宙飛行士ミニフィグのモディファイが完成。

 

3人の宇宙飛行士

LEGOキット付属はミニフィグ2体。

しかし飾るのに2体のみでは寂しいので、ついでにもう1体。

 

ニール・アームストロング、マイケル・コリンズ、エドウィン・オルドリン

3人の飛行士のつもりで並べた。

 

 

 

MOD Before After

MOD前のミニフィグ。

 

MOD後のミニフィグ。

 

断然、アポロ計画の宇宙飛行士らしい。

 

 

 

 

まとめ

この『LEGO Lunar Lander』はなかなかの出来栄えのモデルである。

 

そもそもブロック玩具なので精密模型ではないものの、複雑なカタチの上昇段や、特徴的な下降段ランディングギアなどカッコよく再現されている。

 

しかし折角ガンバったLEGO社であるが、宇宙飛行士フィグが中途半端だった。

なぜ似ても似つかない水中ダイバーヘルメットを被せたのか?

宇宙服プリントの出来が良いのに、なぜそれを隠してしまったのか?

 

その不満をどう解決すればいいのか悩んでいた。

プレートやタイルでPLSSバックパックは作れそう、でもミニフィグの背中にどうやって取り付けるか・・・

 

同じことを不満に感じ考える人は世界中にいるようで、探し辿り着いたサイトで答えを見つけた答えが“ネックブラケット”というパーツ。

初心者なのでそんなパーツがあることさえ知らず、良い勉強になった。

 

レゴマニアさんの創造力に感謝。

 

FIRESTAR toys.com

 

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