【ミニカー】ホットウィールMT 1/64 “モンスタートラック TIME MACHINE DeLorean”

模型

MATTELHot Wheels MT タイムマシーン開封│分解レビュー

 

Hot Wheels モンスタートラック・シリーズの中でも人気車の1つ”デロリアン”。

 

映画『Back To The Future (バック・トゥ・ザ・フューチャー)登場のタイムマシンをモンスタートラック化したHot Wheelsのミニカー。

 

今回はこれを分解する。

 

 

 

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Hot Wheels Monster Trucks “TIME MACHINE”

1  開封

1.パッケージ

台紙カードの大きさは、横140×縦165×厚65mm。

 

オマケで”コネクト・クラッシュ・カー”が1台封入されている。

 

2.ブリスター

透明のブリスターをマニキュアリムーバーで剥がしていく。

 

小分け用の小瓶と平筆を用意。

 

台紙の裏からペタペタとたっぷり除光液を染み込ませていく。

 

裏側だけでなく、表側の台紙とブリスターの間にも除光液を染み込ませる。

 

台紙の裏全部に塗る必要なし。

ブリスターの下半分くらいを剥がせば、中身は取り出せる。

 

計10回ほど染み込ませ作業を繰り返していくと、どこかに隙間が出来てくる。

 

隙間が出来たら、そこから更に攻めていくとブリスターが剥がれてくる。

 

今回も完璧とは行かず、一部に剥がし跡が残ってしまったが、

 

ミニカー取り出しには成功。

 

2  概観

ベースになっているのは DMC(Delorean Motor Company)のDMC-12という車。

 

サイドビュー

 

フロントビュー。

 

中央に「DMC」のエンブレムがプリントされている。

 

リアビュー。

 

バンパー左には「DeLorean」ロゴ、ナンバープレートには「OUT A TIME」。

 

トップビュー。

 

シャシー。

 

3  サイズ

1.DeLorean MT

タイヤを含む全長は約95mm。

(モンスタートラックのタイヤは可動域があるので、だいたいのサイズ)

 

タイヤ外幅は約64mm。

 

車高は約62.5mm。

 

重さはぴったり100g。

 

2.CONNECT and CRASH CAR

おまけ封入されている「コネクト・アンド・クラッシュ・カー」。

“Lion’s Share MT”に付属のクラッシュドカー(ダイキャスト製)とは違い、単色のプラスチック製。

 

「コネクト」とあるのは、ボディに凸凹の穴があって、同系のオマケ同士をブロックのようにつないで遊べるという意味。

 

大きさは(約)長さ63.4×幅30.1×高さ15.0mm。  ※ブロック凸凹含

 

重さは4.5g。

 

4  分解

モンスタートラックはシャシーの中央に固定の柱がある。

 

前回の”Lion’sShare MT”では5/48インチの▲特殊ねじが使われていた。

 

この”DeLorean”は通常basicカーの様なカシメで固定されている模様。

 

なので、分解には金属用ドリル刃と電動ドリルが必要になる。

 

ドリル刃はΦ3.2mm。

 

グリグリと削ってカシメを削り取る。

 

切削バリは、先細プライヤなどで除去。

 

5  各部パーツ

モンスタートラックの構成パーツは、大きく分けて3つ。

 

ダイキャスト製ボディ、ロールケージフレーム、シャシー&タイヤのユニット。

 

1.ボディ

ボディはダイキャスト製、素材の地のままラメ加工したような質感。

 

シールド(ウインドウ)や内部はプラスチック。

 

フロントバンパーからリアバンパーまでは黒の一体パーツ構造になっている。

 

大きさは(約) 長さ79.4mm×幅31.5mm。

 

重さは31.3g。

 

2.ロールケージ・フレーム

フレームは柔らかいプラスチック一体成形、色は黒。

 

Lion’s Share MT“のフレームとは形状が異なり、背が低いタイプ。

 

「made in THAILAND」「Mattel Hot Wheels」のロゴが入るのは同じ。

 

大きさは(約) 長さ75mm×幅19mm×高さ24.6mm。

 

フレーム単体の重さは3.0g。

 

3.シャシー

シャシーの造形は”Lion’s Share MT”のモノとほぼ形状をしている。

仕上げはクロームメッキ。

 

写真⇩ 左が”DeLorean MT“、 右が”Lion’s Share MT“。

 

大きさは(約)長さ71.9mm×幅13.5mm×高さ44.1mm。

 

センター支柱の高さは28.3mm。

 

4.タイヤ

タイヤの外径は約41mm。

 

幅は20mm。

5.ウィール

ウィール測定をするためにタイヤを脱がせる。

 

押してグニャっとへこむくらいまで温めると簡単に外せる。

 

ウィールに羽根の様な4枚のリブがある構造は、他MTたちと同じ。

 

ウィールの外径は約21mm。

 

幅は約18mm。

 

シャシー+ウィール+タイヤの重さは65.5g。

 

ちなみタイヤ1個の重さは10.5g。

 

6.ボディ載せ替え

シャシー形状や固定柱の位置が同じなので、上物(ボディ+ロールケージ付)をそのまま交換して載せ替えることもできちゃう。

 

左は “DeLorean“のシャシーにRANCHERO(改)のボディ、

右は “Lion’s Share“のシャシーに”DeLorean“のボディ。

 

『ホットウィールMT 1/64 FORD RANCHERO カスタム』の記事は ⇨ こちら

 

 

 

 

まとめ

モンスタートラック人気車種の1つ、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』登場の”DeLorean”を分解してみた。

 

パートⅢまである映画で少しずつ改良されているタイムマシンであるが、このMTモデルは、映画のパートⅠの初期型タイムマシンになる。

 


 

モンスタートラック全般がそうであるように、このDeLoreanも通常1/64 basicカーのDeLoreanよりも一回り大きなサイズになっているようである。

 

実際ほんとうに約1/64なのか?

気になるところである。

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