MATTEL『Hot Wheels Ford Ranchero』MT改造│方法 part2
前回MT化してみたHot Wheelsの“’68 FORD RANCHERO“。
後々になって気になっていた”ロールケージフレーム”を交換することにした。
過去記事は ⇨ こちら。
Hot Wheels Ford Ranchero MT 現状
『Ranchero MT』には『Lion’s Share MT』の濃い目のブラウン系のロールケージがそのまま装着されている。
これはこれで悪くはない。
でもHot Wheelsのモンスタートラックは、ボディ以外=シャシーやフレームやタイヤにも様々な色やザインがあって、それを探し出すのも楽しみの1つ。
そこでロールケージの色に絞って、もっと明るめに換えてみることにした。
写真⇩ ボディは両面テープで乗せてあるだけなので外すのはカンタン
Hot Wheels Ford Ranchero MT ロールケージ交換
1 ロールケージのパーツ取り
用意したのは”NACHO MAMMAS MT“。
メキシコ料理『nachos』のキッチンカーになっている。
写真⇩ ナチョと聞くとBreaking Bad (ドラマ)を想い出してしまう
このゴールド色のロールケージフレームが目当て。
‘Lion’s Share MT‘のウィールと同じゴールドなのである。
分解はネジ1本。
何故このフレームかというと、ゴールド色だから。
ウィールと同系のゴールドなので、お揃い色にできるのである。
2 ロールケージフレームの比較
“NACHO MT”も”Lion’s Share MT”もトラック型のボディなのだが、中身のロールケージの形状は違っている。
写真⇩ 上が”NACHO MT” 下が”Lion’s Share MT” ※MT=Monster Trucks
特に違うのが運転席部分の高さ。
形が違うとボディとの相性が気になるところだが、フレームが小さくなる方に変わるので、たぶんスムーズに入れ換えできるはず。
3 ロールケージフレームの加工
1.仮組み
“’68 FORD RANCHERO“ボディをロールケージに乗せてみる。
全然、合わない。
リア・バンパー部品とフレーム角が大きく干渉しているのが原因。
2.加工
干渉している部分をカッターやニッパで切断する。
後ろの角の部分をカットする。
いきなり大きく切断しないで、少しずつ切り落としながら様子を見る。
少し切ったら、その都度ボディを乗せて確認。
一度のカットでは、まだまだ合わない。
2度3度と切断と確認を繰り返して、
ボディがフレームに対してほぼ平行になるようにする。
下の写真では、あともう少し。
ほぼ水平にできたら完成。
4 ロールケージフレームの固定
元のMTは、中央にあるビス1本でボディ~シャシーを固定していた。
でもbasicカーのRancheroにはその支柱が無いのでビスは使えない。
なので両面テープで固定する。
固定できる場所は2か所ある。
赤丸〇の部分がボディ屋根裏と接触するので、ここでテープ固定する。
両面テープは3Mの「粗面用スーパー多用途」を使用。
ボディとロールケージを貼りあわせ、シャシーに被せて完成。
ボディ+ロールケージは、シャシーに乗せてあるだけ。
Hot Wheels Ford Ranchero MT ver.2
1 交換の効果
元の”Lions’s Share MT“の茶色フレームと “NACHO MT“の金色フレーム。
形状が違うので、車内ルーフ部分まであったロールバーがドアの肘掛けみたいに低くなってしまったのはご愛敬。
モンスタートラックの場合、車体の下の色もかなり目を引くポイントなので、ゴールド系に変えたことでかなり明るい印象になった。
写真⇩ before & after
2 外観
改めて外観の様子。
艶消しゴールドな色合いが、50周年モデルらしい雰囲気を醸し出している。
(と個人的には思う)
まとめ
Hot Wheels Monster Trucksの構造はとてもシンプル。
一度MT化した後からでも、パーツ組み替えできる汎用性も良い。
今やモンスタートラック集めは、ボディよりも他のパーツ(シャシー色、ウィール色、ロールケージフレーム色)の方が目的だったりする有様。
それもなかなか面白いのである。