【オモチャ】 Hot Wheels RC “1/64 NISSAN GT-R”中身│分解 【トイラジ】

模型

MATTELHot Wheels RC分解│ヒミツを探る①    

 

マテル社から発売されている『ホットウィールのRCミニカー』

後輪(駆動輪)のみでスピードもカーブもコントロールするトイラジ。

 

その内部の構造を調べるべく分解してみることにした。

 

 

 

スポンサーリンク

Hot WheelsⓇRCカーの分解

1  シャシーの分解

検体のクルマはNISSAN GT-RのR35。

 

裏返すと2本のビスが見える。

 

特殊ビスではないので普通のプラス(+)ドライバーNo.1 でOK。

 

シャシーとボディが分割される。

 

Hot WheelsⓇといえばダイキャスト(鋳造合金)製がウリなのだが、この商品は全身プラスチックのボディ。

 

ウインドウは透明じゃないし、他のGT-Rと少し違う造形のよう。

 

2  基板まわりの分解

1.バッテリー

基板の上にリポ充電池が乗っている。

 

電池は厚手の両面テープで貼られているだけなので、剥がせば外せる。

 

 

電池の表示には「3.7V 50mAh」とある。

 

電池のサイズ

大きさを測る。長さは約20mm。

 

幅は約14mm。

 

厚みは約5mm。

 

2.受信機基板の分解

リポ電池の下に基板がある。

 

中央のビス1本で固定されている。

 

基板のビスを外した様子。

 

基板を裏返すと、充電コネクタ端子とON/OFFスイッチがある。

 

受信機基板のサイズ

基板の大きさを測る。長手方向は25mm。

 

幅は20mm。

 

スイッチを含む厚さは約6mm。

 

アンテナ線のサイズ

アンテナ線の太さは1.6mm。

 

アンテナ線の長さは約37mm。

 

3  モーターマウントの分解

シャシー後部にモーターマウントがある。

 

マウント内にはモーター2つと後輪2つが内蔵され、1つのユニットになっている。

 

モーターマウントの上蓋は凹凸式にはめ込まれているだけなので、隙間にマイナス(-)ドライバーなどを挿し込めば外れる。

 

上蓋側を持ち上げると2つのモーターが収まっている。

 

モーターの下には後輪(リアホイール)が左右2つある。

ギアは、モーター・ピニオンとホイール直付けスパーの2段階のみ。

 

モーターのサイズ

モーターの大きさを測る。直径は6mm。

 

長さは14.3mm。

 

モーター直付のピニオンギアは7枚歯。

 

モーターのリード線はプラスチックのマウントの穴を通してから基板にハンダ付けされている。

 

なので、基板のビスを外しただけではこのような状態でくっついたままである。

 

4  ホイールユニットの分解

まずホイールの構造について。

 

タイヤ材質は前輪がプラスチック製、後輪はゴム製である。

車軸がシャシーに固定され、タイヤ/ホイールのみ回転する構造になっている。

 

前輪も後輪も、車軸(金属棒)の両端がリベット状に加工されており、タイヤ/ホイールが車軸から抜けない構造になっている。

 

もしタイヤ/ホイールを外したい場合は、車軸(金属棒)を切断するしかない。

 

またタイヤ(黒色)とホイール(灰色)も接着されていて外すことができない。

リアホイール内側スパーギアは、ホイールと一体成型されたプラスチックである。

 

前輪ユニットのサイズ

前輪のタイヤ径は11.4mm。

 

前輪の幅(トレッドの外側)は29mm。

車軸径は1.19mmである。

 

後輪ユニットのサイズ

後輪のタイヤ径は14mm。前輪よりかなり大きい。

 

後輪の幅(トレッドの外側)は29mm。

これは前輪と同じ。

 

後輪の内側にはホイールと一体成型のスパーギアがある。

 

直径は約10mm、ギアの歯数は24枚。

リアタイヤ外径が14mmなので、外周2mmの差でスパーギアがあることになる。

 

こちらも車軸径は1.19mmで同じ。

 

外せるパーツを全て分解した NISSAN GT-R

 

部品数の少ないシンプルな構成だった。

 

 

Hot WheelsⓇRCカーの復元

バラしたパーツを組んで復元していく。

 

1  リヤホイールの取り付け

まずは後輪ユニットを取り付ける。

左右の区別は無いので、どちら向きに取り付けてもOK。

 

中央には2つの軸受けパーツがあるので、所定の位置にはめ込む。

 

2  モーターマウントの取り付け

モーター2個をモータマウント(ボックス上側)に組み込む。

 

左右のモーターは互い違いに向きあう形になる。

 

リアホイールが外れないよう注意しながら、モーターマウントをかぶせる。

 

3  基板まわりの組み込み

1.受信機基板

受信機基板を固定する。

 

2.バッテリー

リポ充電池を基板上に両面テープで貼る。

 

3.アンテナ線

アンテナ線はなるべく伸ばしたほうが良いと思うので、シャシーの外辺を回してフロントホイールの方へ渡す。

 

4  ボディの取り付け

全てのパーツを納めたら、シャシーとボディを組み付ける。

固定ビスは2本。

 

5  おまけ・・・

走らせてみた感想は「まともに曲がらない直線じゃじゃ馬」といった印象だった。

ステアリングを少し操作するだけでスピンするほどのオーバーステア。

 

過去記事は ➡こちら

 

ステアリング左右に動かないHot WheelsⓇRCカーがオーバーステア過ぎるのは「前輪が滑りすぎているため or 後輪だけグリップしているため」ということになる。

 

RCカーなどでは、前後のタイヤのグリップ力を変えたりフロントタイヤの角度を変えたりしてオーバーステア対策をしたりする。

 

しかしこの Hot WheelsⓇRCカーはタイヤ交換も(原則)できないし、トー角もキャスタ角も動かせない。

 

ならオーバーステア対策に何が出来そうかと無い知恵を絞ってみた。

①後輪のグリップを減らす

②前輪のグリップを増やす

 

一番カンタンなのはタイヤを履き替えること。

プラスチックな前輪をゴム製タイヤにしたら、かなり変わるはずと推測。

でもタイヤは外れないし何か貼れば外径が変わるし、ちょっと難しそう。

 

他に前後のグリップを変える方法はないか。

分解して思いついたのが「バッテリーの位置を前後して重心を変えられるかも?」

 

さっそく試してみた。

 

が、、、

やっぱり気休めでしかなかった。

 

 

 

 

まとめ

バラして思ったことはパーツの数がとても少ないこと。

 

  • フロントホイール&リアホイールは軸棒から外せない一体ユニット
  • タイヤとホイールも接着された一体モノ
  • ギアはモーターピニオンとリアホイール付きスパーの2段
  • ボディはプラスチックの一体成型品

 

ダイキャストじゃないボディは残念だけど、RCメカ部分は魅力的。

1/64サイズへの転用や改造も難しくなさそうで、面白そうなアイテムといえる。

タイトルとURLをコピーしました